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◎中島みゆき「地上の星」(「弱小」、「窓際族」の異端児が世界を変える!)

<vol.16>

4月からNHKで「新プロジェクトX」が始まった。今回は同番組のサブタイトルのキーワード!

「弱小タッグ」、「窓際族」、「逆転劇」!いわゆる「寄らば大樹、同調圧力、忖度、いじめ一切なし!」が世界を変えた!

◎中島みゆき「地上の星」(「弱小」、「窓際族」の異端児が世界を変える!)

「新プロジェクトX」の4/13放送のサブタイトルは「弱小タッグが世界を変えた~カメラ付き携帯 反骨の逆転劇~」企業名:J-PHONE(現:SoftBank)シャープ

当時のJ-PHONEは、携帯キャリアー弱小3番手。シャープもNEC、松下に次いで3位の弱小メーカー同士のタッグが一世を風靡した「写メ」携帯の開発秘話を放送。

 

一方、6/1には20004月のアンコール放送でサブタイトル「窓際族が世界規格を作った~VHS・執念の逆転劇~」企業名:日本ビクター(現・JVCケンウッド)

1975年当時、ソニーの「ベータマックス」と松下、日本ビクター連合の「VHS」が覇権争いを繰り広げていた。当初は小型の「ベータマックス」(録画時間60分)が優位と目されていたが、映画などの録画も可能な120分録画の「VHS」が逆転勝利とビデオデッキシェアの争いに決着を付けた。

 

いずれの例も「弱小」、「窓際族」など一昔前の流行語の「負け組」の逆転劇エピソードであります。

今、盛んに言われているイノベーションは、常識の範囲内では生まれない典型的な例です。

 

次回(7/13)の放送のサブタイトルは、「男子バスケ 世代を越えた逆転劇〜オリンピック 48年の挑戦〜」です。まだ放送されていないので内容は分かりませんが、おそらく「トム・ホーバス監督の指導」、「Bリーグの成長」、「選手の成長とプロセス重視」などがオリンピック初出場の要因にあげられるが、一番の要因は野球のワールドベースボールクラッシック優勝、ラクビーのワールドカップでの大躍進とも共通する外国人選手や年齢差などに忖度ない意見のぶつけ合いによって生まれた一体感が躍進の一番の要因などと分析されているのかなと思います。