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◎YOASOBI「舞台に立って」(勝ち負けがはっきりある世界「企業」は、モチベーション率も生産性も高い)

<マネーは世に連れ!歌(song)に連れ!vol.18>

日本人の仕事に対するエンゲージメント率(仕事への熱意や職場への愛着を示す指標)わずか5%で145ヶ国中最下位だそうです。(米国ギャラップ調査)

エンゲージメント率の低い職場は生産性も低い結果が出ているそうです。

昨日(2024.0812)、パリオリンピックが閉幕しました。日本のメダルは「金」20個、総数45個で過去最高となりました。

スポーツはこんなにも前向きで結果も出ているのにどうして仕事ではこうも熱意が低いのか?

NHKのパリオリンピック応援歌でもあるYOASOBI「舞台に立って」の歌詞からヒントを探ります。

 

YOASOBI「舞台に立って」(勝ち負けがはっきりある世界「企業」は、モチベーション率も生産性も高い)

 

勝ち負けがはっきりある世界は 好きだけじゃ生き残れない

いつも結果と成果 あそびじゃない そんなこと分かっている

 

でもね 好きだから諦めなかった このがむしゃらな毎日がきっと

願った結末に繋がっていると 信じている

 

仕事も報酬を得ている以上、勝ち負けがはっきりある世界で結果と成果が出る世界です。

そうである以上、会社や上司に言われた仕事だけをしていては、前向きにがむしゃらに出来ません。

 

ましてや会社や上司が社員の前向きな提案を「本当に儲かるか分からずリスクが高い」、「組織で動いているから」などと伝統や慣習、組織の一言で却下(失敗した時の責任回避の常套句です)してしまっていたのではモチベーションも生産性も上がりません。

 

業績の良い会社は、前向きな提案は一度はやらせてみて、途中、修正して行って商品の開発に繋げて行っています。

任せられれば、その仕事への熱意が湧かないわけがありません。

会社や上司もその提案を受け入れた以上は、もしうまくいかなかった時の責任を一緒にかぶる覚悟が必要になります。

ある意味任せるのは簡単です。ですが、任せた以上は信頼して応援する気持ちが必要です。うまくいかない時期に会社や上司が批判や責任回避をしていては、社員のモチベーションも生産性も上がりません。

 

日本のモチベーション率のアップには、社員に自分で考えさせ、任せ、失敗の責任は会社や上司が責任を取る事が必要ではないでしょうか?

 

社員は仕事を自分事と責任を持ち(勝ち負けを受け入れる)、会社や上司は社員を信頼して応援する組織運営が必要でしょう!